【速報】Google Cloud NextでGemini in BigQueryが追加されました

【速報】Google Cloud NextでGemini in BigQueryが追加されました

Clock Icon2024.04.09

Google Cloudデータエンジニアのはんざわです。
ラスベガスで開催中のGoogle CLoud Next '24でGemini in BigQueryがプレビューとして追加されました。

本記事では、Google Cloud Blogの内容を要約しつつ、公式ドキュメントの内容も簡単に紹介したいと思います。

Google Cloud Blogの情報

Google Cloud Blogによると、Gemini in BigQueryには新しくデータキャンバス機能が追加され、自然言語のサポートと埋め込まれたビジュアライゼーションによる新たなノートブック機能を提供するようです。

以下は公式のブログでも取り上げられているGemini in BigQueryのデモンストレーション動画の一部を切り抜いた画像です。
(実際の動画を確認したい方は是非、参考元にある公式のブログを確認してみてください)

  • 参考元

また、公式ブログで以下のようなコメントがありました。

Gemini in BigQuery capabilities extend to query recommendations, semantic search capabilities, low-code visual data pipeline development tools, and AI-powered recommendations for query performance improvement, error minimization, and cost optimization.
Additionally, it allows users to create SQL or Python code using natural language prompts and get real-time suggestions while composing queries.

Gemini in BigQueryの機能は、クエリのレコメンデーション、セマンティック検索機能、ローコードビジュアルデータパイプライン開発ツール、クエリのパフォーマンス向上、エラー最小化、コスト最適化のためのAIを活用したレコメンデーションにまで及ぶ。
さらに、ユーザーは自然言語プロンプトを使用してSQLまたはPythonコードを作成し、クエリを作成しながらリアルタイムの提案を得ることができる。

従来の生成AIによりコードやクエリの自動生成や要約だけでなく、データパイプラインの開発ツールやクエリやコストの最適化など様々な機能がGemini in BigQueryとして追加されていくようです。

公式ドキュメントの情報

以下はGemini in BigQueryの公式ドキュメントです。

現時点の公式ドキュメントによると次の機能を支援すると紹介されていました。

  • Explore and understand your data with data insights(データインサイトでデータを探索し、理解する)
  • Discover, transform, query, and visualize data with data canvas(データキャンバスでデータを発見、変換、クエリ、可視化する)
  • Get assisted SQL and Python data analysis(SQLとPythonによるデータ分析を支援する)
  • Optimize your data infrastructure with partitioning, clustering, and materialized view recommendations(パーティショニング、クラスタリング、マテリアライズド・ビューの推奨により、データ・インフラストラクチャを最適化する)
  • Autotune and troubleshoot serverless Spark workloads(サーバーレスSparkワークロードの自動チューニングとトラブルシューティング)

これらの機能により、公式ブログで紹介されていたようなクエリのレコメンデーションやセマンティック検索機能、クエリのパフォーマンスとコストの最適化などなどが実現すると予想されます。
詳細は上記のドキュメントを確認し、各項目の関連ドキュメントを確認してみてください。

また、これらの機能を利用するためには以下のドキュメントの通りにGemini in BigQueryのセットアップを行う必要があるようです。

残念ながら2024年4月9日時点では、Gemini in BigQuery Preview Formのフォームから利用申請を行う必要があるようです。

Gemini in BigQueryが一般利用が非常に待ち遠しいですね!

まとめ

本記事では、Gemini in BigQueryを簡単に紹介しました。
自分の感想は

  • データキャンバス機能面白そう!楽しみ!
  • Geminiのおかげで生産性が爆上がりしそう
  • Gemini in BigQueryを早く使いたい!

といった感じです
Google CLoud Next '24のセッションでもGemini in BigQueryが紹介されるセッションがいくつかあると予想されます。
そのようなセッションには積極的に参加し、別途感想のブログも執筆したいと思います。

また、Next'24の翌週に帰国したばかりの現地参加メンバーが振り返り勉強会を行いますので是非とも現地でご参加ください!

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